ルビー6ミリ玉ナチュラルマクラメブレスレット
ルビー6ミリ玉ナチュラルマクラメブレスレット
<ブレスレットのサイズについて>
手首を測ってそのままのサイズでオーダーしてください。制作時に手首サイズ+ゆとり1cmのサイズに仕上げます。
例)測ったサイズが15cm→手首サイズ15cmで注文→内周16cm仕上げ
<制作について>
お客様の手首サイズに合わせて、お好きな紐色で制作いたします。編み込む石の数はサイズによって増減しますが、画像の見本品に近い品質をお届けいたします。
ルビー
ルビーはその昔、王侯貴族だけが身につけられる、高価で特別な宝石でした。そのためか、「情熱的」とひとことで言っても、なりふり構わないような強さではなく、気品と優雅さを兼ね備えたような風格があります。この石を身につけると美しさを引き出し、魅力的に見せてくれると言い伝えられています。
赤という色は強いエネルギーを表し、情熱や行動力を高めてくれるといわれています。ルビーは赤い石の代表格。宝石の女王とも呼ばれています。「情熱・生命・愛情」を象徴し、古来より勝利や豊穣を願って、または愛の贈り物として身につけられていました。燃え上がるような情熱、湧き立つような生命力、強く深い愛情…そいうったものを連想させる何かがあるようです。
古代ローマでは、ルビーには軍神マルスが宿ると信じられていました。力と情熱、行動力を高め、危険を知らせてくれるというルビーを、戦場に向かう兵士達はこぞって身に着けたそうです。このことからルビーは「勝利の石」と呼ばれ、勇気や自信を高め、ライバルや困難に打ち勝つパワーがあると伝えられています。
恋愛や仕事において勝利をおさめたい時には、ルビーを右側に着けると良いそうです。これは、体の右側は積極性を司る、と伝えられていることからきているものだと思います。単なるジンクスかもしれませんが、中世ヨーロッパの肖像画などを見ると、ルビーを身につけている場合は、そのほとんどが右側に描かれているとのことですので、だたの迷信ではないかもしれません。
ルビーにまつわる伝説や言い伝えは数えきれないほどありますが、中でも有名なのは、ルビーの色が変わり、持ち主に危険を知らせるというお話。英国王ヘンリー八世の妻、キャサリン妃の持つルビーのが次第に色あせてゆき、不思議に思っていた矢先、王はアン・ブーリンという女性と再婚を決め、王妃は離婚・監禁されてしまうのです。しかもこの時、カトリックでは離婚が認められていなかったため、ヘンリー八世はこの再婚のためにカトリックから離れ、宗教的にも歴史的にも大きな事件へと発展しました。古来より宝石は、事件やもめごとの場によく登場します。宝石が人を惑わせたり、争わせるわけではないのでしょうが、とても神秘的であることは確かです。
ルビーの豆知識
コランダム(鋼玉)という鉱物の一種で、赤色の石を「ルビー」といい、青色の石を「サファイア」と呼びます。クロム(Cr)によって赤く発色するといわれており、その色が鮮やかで美しいほど宝石としての価値が高くつけられています。実際にパワーストーンとして販売されている「ルビー」は、赤紫色の物がほとんどなので、厳密にいえば(鑑別結果などでは)「パープルサファイア」になります。これは赤い色のコランダムだけをルビーと呼び、それ以外の色の物は全てサファイアという基準によるものと思われます。
ルビーの豆知識2
ルビーという名前は「赤い色の石」という意味の「ruber」というラテン語の言葉が語源で、その昔は、赤い宝石の総称として用いられていました。そのためレッドスピネルや一部のガーネットなども、昔はルビーとして取り扱われていたようです。英国王室の戴冠式に用いられる王冠には「黒太子のルビー」と呼ばれる巨大な赤い石が飾られていますが、実はそれがレッドスピネルだったというのは、今ではとても有名な話です。